ドイツの北にあるお城で
『 北のノインシュヴァンシュタイン城 』
ともいわれています
シュヴェリン湖にある島に建てられ
『湖上の宝石』ともたたえられているそうです
お城のモデルをさがしているときに
画像で「これだ!」と感じたのが
このお城の 今回描かせていただいた
アングルでした
築城以来、
何回か改修工事など行われて
屋根の色などデザインが
変化している部分もあり
絵的に お城自体を部分で
ところどころ 変えながら
制作しております
お城に
桜 のイメージで描いておりますが
桜は 本来寿命が 短い木ですので
桜は
若い桜を 想定しております
また、散らないように
八分咲きを 想定しております
それによって
常世の春を 現しております
ヒノキです
ヒノキは 常緑針葉樹で
腐れづらく香りがよく
ずっと 枯れずにいますね
ちなみに(火)を表します。
水辺に
子供たちがいます
女の子が 白鳥に
餌を あげている場面
男の子がそれを
見守っている場面です
動物の目線に
合わせて 差別なく
対等であることを
暗示しております
こちらは 水辺の平和で
(水)を表してます
水辺は 鏡の意味も含めつつ
いわゆる
(火)と(水)で カミを 表し
自然が 神である事を示してます
ちなみに
水辺には 桜や富士山や緑は
反射しておりますが
よく見るとお城がさほど
反射してはおりません
意図は 建物よりも自然が
より大事とここで
訴えております。
確かに
美しいお城ではあるものの
それよりも自然が 大事なのですよと
メッセージとして残しております。
また
傍に ある馬車は
あえて 自動車でなく
地球に 優しい
自然のものに なっております
馬車に ある花は
春の花です
花壇も 小さめになっていて
地に手を 加えていない
優しさを 表現しております
春の花は
チューリップとアネモネとムスカリの
三種類で 花の比率は
3色の黄金比率に なっております
右の木々は
手前が どんぐりの木で
年中 枯れない 常緑樹の木を
描いております
意味的には どんぐりの実がなるで
(みのる)を表しております
よく見ると 奥に
富士山がみえますね
このお城の感じで
富士山!?
と思われたことでしょう
イメージ的には
富士山と桜で
海外というより 日本のとある場所
ということになりますが
あくまで 半抽象画ですので
完全なデザイン画ですね
海外と日本のハイブリッド
といったところです
こちらの意味合いは
富士山と言えば 浅間大社の
大山津見神を示し
桜は 木花之佐久夜毘売を
表しております
橋の入り口のところには
特製のアイアンの門があります
両側の柱には 彫られた
獅子のライオンがあります
入り口近くを守っているのは
ドーベルマン
左のドーベルマンと合わせて二匹が
番犬の役割をしております
神社でいうところの
狛犬を 表しております
ちなみに橋は
神社でいう参道を表し
アイアンは 境界線(結界)を
意味しております
湖は
シュヴェリン湖 の質感というよりは
日本の富士五胡の色、質感などに
近い感じに なっております
外国と日本を一緒にした
意図は 日本の和を海外へ送る
平和と調和を しろしめすの
意味を 描いております。
白鳥は
数えてみるとわかりますが
全部で 18羽 おります
桜の咲く季節に2,3羽ならわかるが
そもそも 18羽もいるか
という方がいらっしゃると思いますが
日本で 桜の咲いている時期に
その湖に
白鳥が 飛来して
何十羽も留まる場合があるそうです
何十年に一回あるかないかくらいの
確率だそうですが
いまだ原因がわかっていないらしいです
今回は
その奇跡的な飛来と滞在を
現しております
白鳥は
危険なところは 完全に回避するらしく
平和な場所にしか行かないようです
いわゆる平和の象徴ですね
18羽は いわゆる
369を表し 飛び立つ白鳥は
右肩上がりを示し
また
10羽の鴨は 自由で解放を表し
十曜紋を 意味づけしております。
小さくてわかりづらいと思いますが
右の桜のそばに
オフホワイトのジャルディ二エール
があります
ヴェルサイユ宮殿のものから
デザインしておりますが
平和の象徴である羊
が彫られております
お城右側の上段付近には
白馬に 乗った騎士の彫刻があります
剣を 携えて
お城を守っている形になります
また 中央左手の上段の塔に
女神の彫刻が あります
実は 日本の天津神様を
取り入れております。
また、神代文字で
二柱の神様のお名前が
お城に 刻まれております
夫婦神さまを描いておりますよ
また
男神には 剣を持たせ
水は 鏡で どこかに勾玉が 彫られており
いわゆる三種の神器をも 表しております
ベルローズ店内での展示風景になります
額装でのサイズは
40号変形サイズで
75cm × 133cm
になります
額装して展示してみたら
お店の中が 広く感じられ
雰囲気が 明るくなりました
最後に
花言葉ですが
桜は「精神美」「純潔」
ヒノキは「不老不死」
どんぐりの木は「永遠の愛」
黄色のチューリップは「正直」
赤いアネモネは「君を愛す」
ムスカリは「明るい未来」
そして
富士は「不死」「無事」を
意味しております
ちなみに
制作後半は
絵の具に混ぜるかたちで
富士山から湧き出るお水を
使わせていただきました
今回
使わせていただいた
富士山のお水は
水素珪素天然水
VanaHの
400年前の富士山の
地下水を使用済み
今回は
半分抽象画的な要素で
描かせていただきました
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
posted by みどかえる at 17:36|
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